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衆院選 自民・公明で過半数の勢い

2024年10月16日 23:08
衆院選 自民・公明で過半数の勢い

NNNは、読売新聞と衆議院選挙の世論調査を行い、独自の取材も加えて序盤の情勢を分析しました。

その結果、自民・公明の与党で過半数の勢いであるものの自民党は議席を減らし単独で過半数を維持するかは微妙な情勢で、多くの選挙区で与野党が競り合っています。

衆議院選挙は小選挙区289、比例代表176の465議席をめぐって争われます。

NNNが、読売新聞と15日から16日にかけて世論調査を行い独自の情勢取材も加えて分析したところ、自民党と公明党は石破首相が勝敗ラインとしている「与党で過半数233議席」を上回る勢いとなっています。しかし、自民党は公示前の247議席から議席を減らす見通しです。

単独で過半数の233議席を維持できるかはギリギリの情勢となっています。

公明党も公示前の32議席を維持できず、数議席、減らす可能性があります。

一方、野党側です。立憲民主党は公示前の98議席から上積みし130議席を超える勢いで健闘しています。

ただ、野田代表が目指す政権交代の実現には及ばない情勢です。

日本維新の会は公示前の44議席から30議席台になる見通しで苦しい戦いとなっています。

共産党は公示前の10議席を上回る情勢です。

また、国民民主党は公示前の7議席から議席を上積みする勢いです。

れいわ新選組は公示前の3議席から大きく増やす情勢です。

社民党は公示前の1議席を確保できそうな見通しです。

参政党は1議席を獲得する勢いです。

こうした中、政治団体の日本保守党は選挙区でも比例代表でも議席を獲得する勢いで政党要件を満たす5議席を獲得する可能性があります。

しかし、一定数の回答者が小選挙区や比例代表で投票する候補者や政党をあげておらず今後、情勢が変化する可能性もあります。

調査は電話とインターネットで実施し、あわせて26万3027人から回答を得ました。