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【衆議院選挙】青森2区候補者に聞く「政治の信頼回復に向けた対応」

2024年10月17日 18:35
【衆議院選挙】青森2区候補者に聞く「政治の信頼回復に向けた対応」
特集は衆議院選挙、候補者にそれぞれの考えや政策を聞きます。
きょうは青森2区から立候補した4人です。
まずは今回の選挙の大きな争点「政治の信頼回復に向けた対応」の具体策を聞きました。

国民民主党の新人 金濱亨さんは、公開されず税金がかからない資金を扱うべきではないとして、政党から議員に支出される政策活動費は廃止し、旧文通費の使い道は公開すると訴えます。

★国民・新 金濱亨 候補
「合法的に非公開で非課税 つまり自由に使途を明らかにせず納税の義務を免れているという政策活動費と旧文通費 これは今この政治とカネの問題で政治不信が起きている中、これからはこういった資金の扱いはもうやめよう生活者目線で」
「国民民主党はその2つの資金の取り扱いをやめています つまり非公開で非課税という扱い使途をちゃんと公開する、その上で非課税の恩恵を受けるそれを言うしやる」

自民党の前の議員 神田潤一さんは、党として厳しい反省のもと問題を二度と繰り返さないよう政治改革を進めて、この選挙を通じてまずは国民に丁寧な説明を尽くすとしています。

★自民・前 神田潤一 候補
「今回、石破政権では再発防止を徹底するということで15人の候補者を公認しない 30人以上を比例代表との重複立候補を認めないという大変厳しい措置をして衆議院選挙に臨んでいます もう二度とこの問題を繰り返さないということを、国民の皆さん1人1人に丁寧に説明していくとともに、もう一度選挙を通じて痛感をしてその原点に立って取り組んでいかなければいけない」

共産党の新人 久保将さんは企業・団体献金は不正の温床になると主張。政治改革を進めるには国から各党に交付される政党交付金と合わせて廃止すべきと訴えます。

★共産・新 久保将 候補
「やっぱり私達は企業・団体献金の禁止これをするべきだと思います それから私達は政党助成金(政党交付金)もいただいていません 政党助成金(政党交付金)も無くする」
「どうしてもお金が必要だというか政治に金がかかるということで、企業から(献金を)いただくということになるんでしょうけれど、それがやはり賄賂とか不正とか問題になってくるので、やはり企業・団体献金を禁止するということが一番の政治改革になる 早く決めたいです」

無所属の新人 松尾和彦さんは、政治資金について県議会議員時代の自身の対応を踏まえて国会議員の特別対応を問題視。使い道は公表し明確化すべきと訴えます。

★無・新 松尾和彦 候補
「できるだけ透明化をしてお金がどういうふうに使われているのか流れてるかというのをしっかり明らかにする必要がある」
「地方の議員は1円からの領収書までしっかり添付をして公表することをしています 国会議員だけ黒塗りでもいいとかですね10年後などというのはちょっと なんでそうなるのと 政党の助成金とかもいただいてだいぶ時間がたつ訳ですから、しっかり透明化そして使途の明確化をするべき」

それぞれの考えをおさらいします。

金濱さんは「政策活動費の廃止、旧文通費の使い道を公開」

神田さんは「党の政治改革進める、国民に丁寧な説明を尽くす」

久保さんは「企業・団体献金の禁止、政党交付金の廃止」

松尾さんは「国会議員の特別対応を問題視、使い道の明確化を」でした。
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