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【衆議院選挙】青森2区候補者に聞く「物価高騰下の経済政策」

2024年10月17日 18:35
【衆議院選挙】青森2区候補者に聞く「物価高騰下の経済政策」

青森2区の「候補者に聞く」
「物価高騰下の経済政策」について聞きました。

国民民主党の新人 金濱亨さんは、消費税を5%に減税することや収入が年間103万円を超えると所得税がかかるいわゆる「103万の壁」を引き上げる必要があると訴えます。

★国民・新 金濱亨 候補
「減税政策一択です減税、減税、減税です 消費税は単一税率5%に引き下げましょう」
「所得税も基礎控除、給与所得控除の合計額いわゆる『103万円の年収の壁』を1995年に制定されたときから、最低賃金の伸び率に合わせると178(万)円まで引き上げるべき 物価価格の高騰このインフレに合わせてその年収の壁を引き上げていく そのことによって、手元に残るお金が手取りの額が増えますので、すぐ減税をして手取りを増やしていく 消費が停滞しないように」

自民党の前の議員 神田潤一さんは、地方まで景気回復を波及させるには中小企業が価格転嫁などができるよう、医療や運送など生活の維持に必要な職業の人の収入を上げると訴えます。

★自民・前 神田潤一 候補
「この景気の回復は、大企業や輸出企業あるいは大都市中心の回復ですので、まだまだ青森県あるいは中小企業には波及していません きちんと大企業から下請・孫請の企業へあるいは大都市から地方へと波及していくような価格転嫁対策、あるいは収益の移転を進めていく」
「エッセンシャルワーカー(生活必須職従事者)や公的な方の報酬を上げていくという政府の責任で進めていかなければならない」

共産党の新人 久保将さんは、廃止を見越した消費税5%への減税やインボイス制度の廃止、最低賃金を全国一律1,500円にするなどの対策を国が行うべきと訴えます。

★共産・新 久保将 候補
「消費税を5%にまずはすると、将来的には無くするということでやっていますけどまずは5%に」
「中小・零細企業の方がインボイス制度を廃止をしてほしいと 煩雑な手続きで人件費がかかるんですよ それから消費税をまた重ねて納めなければならないそういう形になるのでこれを廃止していく」
「物価に追いつかない賃金の上昇になっているので、今の最低賃金を1,500円以上全国一律にする」

無所属の新人 松尾和彦さんは、物価高騰対策としてこれまでのような消費喚起の給付金ではなく、中小・零細企業が賃上げできる抜本的な支援策を打ち出すべきと訴えます。

★無・新 松尾和彦 候補
「これまでの国からの支援は突然給付金という形でポイントできます でもそれであれば使ってしまえば終わりになりますので 特に中小の零細企業が一番賃金の上昇について苦しんでいる訳ですので、人口減少や人材不足ということが逆にそれで進んでしまっては地域経済がもっと駄目になりますので、そこは国の支援がどうしても必要になる」

それぞれの考えをおさらいします。

金濱さんは「消費税5%に減税、「「103万円の壁」の引き上げ」

神田さんは「中小企業の価格転嫁や収益の移転を進める」

久保さんは「消費税5%に減税、インボイス制度の廃止」

松尾さんは「中小企業が賃上げできる抜本的な支援」でした。

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