世界遺産白神山地へ通じる県道、通称「白神ライン」の冬期閉鎖が解除され、早くも観光客がブナの新緑を散策していました。

冬期閉鎖が解除されたのは県道岩崎西目屋弘前線、通称「白神ライン」の砂子瀬と暗門の間の7.4キロです。きょう正午に通行が可能になると待ちわびた人たちが車で暗門に向かいました。開通に合わせて白神散策の拠点「アクアグリーンビレッジANMON」が開館しました。こちらの名物は西目屋村産のりんごジュースを使ったすっきりした味わいの「りんごソフトクリーム」で、さっそく観光客が味わっていました。またブナ林散策道も開通し、観光客が世界遺産地域の新緑を楽しんでいました。地元のガイドによりますとことしは雪どけがいつもの年より早く歩きやすいということです。

★静岡から
「すばらしいです　今までこんな景色を見たことがないので感動しています」
★神奈川から
「自然がすごくきれいで緑が深くて歩いていて気持ちが良いです」

★白神山地ガイド会　八木橋綱三さん
「自然循環がしっかりされているブナの林を多くの人に来て見てもらいたいと思っていました」

暗門の滝へ通じる遊歩道「暗門渓谷ルート」は整備をしたあと7月上旬に開通する予定です。