ことしの青森ねぶた祭に向けてねぶた小屋では大型ねぶたの制作が始まっています。

★青森放送　葛西将央記者
「青森市のラッセランドではことしも大型ねぶたの制作が始まりました」

青森ねぶた祭の開幕まであと3か月をきり、青森市のラッセランドでは多くの運行団体が大型ねぶたの制作を始めています。このうち去年、市長賞を受賞したNTTグループねぶたの小屋では制作者の北村春一さんが先月27日から作業を始めています。この日は見送り部分の骨組み作業を行い、北村さんは面となる部分の角度などを細かく調整していました。

★ねぶた師　北村春一さん
「ことしは昨今のコロナ禍に続いて年明け早々から大きな地震があったりと一難去ってまた一難という中でのスタートだったんですけど、少しでもねぶたの灯りで青森から日本を元気にしたいという気持ちでいま制作に挑んでいます」

ことしは祭を身近に感じられるよう市民や観光客が参加できる紙貼り体験も本格化させていくということです。青森ねぶた祭はことしも8月2日に開幕し、極彩色の武者人形が夏の夜空を焦がします。