鶴田町の高校に県内初設置 二酸化炭素を取り込む自動販売機
脱炭素社会の実現に向けて全国で設置が進んでいる二酸化炭素を取り込む自動販売機が県内ではじめて鶴田町の高校に設置されました。
下山学園高校に設置されたのは「CO2を食べる自販機」です。脱炭素社会実現に向けアサヒ飲料が去年から全国で導入していて県内では初めての設置となりました。
通常の自動販売機との違いは商品取り出し口の裏側に搭載している特殊な吸収剤。自動販売機は商品の温度管理のため周りの空気を多く吸い込みますが、その際に吸収剤が二酸化炭素を取り込む仕組みとなっています。
★下山学園高校の生徒
「よく自動販売機を使うので自動販売機で二酸化炭素を吸収して脱炭素社会に貢献できるのはとてもすごいことだと思いました」
「この学校が県内初ということでとてもうれしいし自分でも利用しようと思いました」
「CO2を食べる自販機」は1台で年間にスギの木20本分の二酸化炭素を取り込むということです。