石破新内閣へ 青森県民からは物価高や少子化の対策、地方創生の取り組みなどを求める声 各党も慌ただしく
自民党の石破茂総裁が第102代の総理大臣に選ばれ今夜新しい内閣が発足します。県民からは物価高や少子化の対策、地方創生の取り組みなどを求める声が多く聞かれました。
岸田内閣の総辞職を受けきょう午後の衆参両院の本会議で自民党の石破総裁が第102代の総理大臣に選ばれました。
石破新総理は岸田総理が進めてきた経済対策を基本的に引き継ぐ意向を示していて総裁選の公約として物価高対策や労働市場改革などを掲げています。
県民からは物価高や少子化の対策、地方創生の取り組みなどを求める声が多く聞かれました。
★80歳代
「物価の高さがちょっとあきれてもの申せません 年金をもうちょっとあげていただければ助かりますけどやっぱり生きるためには食べなきゃいけないですので」
★大学生
「物価に対応できる賃金がほしい」
★20歳代の父親
「いま家も建てましてローンの支払いもありますので物価が上がってきて賃金が上がらないときついのでもっと給料の方をあげていただければ」
★60歳代
「増税はしなくても良いと思っています 抑えてもらいたい」
★20歳代
「これ以上税金は上がったら生活できない人が増えるのではないか やめていただきたい」
★県民
「少子高齢化の対策、どっちも3人兄弟なんですけどやっぱり兄弟が多いとそのぶん親の負担が増えるじゃないですか そこを負担軽減をさせてあげれるとか」
★飲食店を経営
「コロナ禍前よりは人は出てきたけど 各地域の活性化飲食も含めて力を入れてほしい」
★80歳代
「若い人が残らないこの土地に だから青森そのものに魅力があるようになれば良いなと」
石破新総理はきのう「10月27日に解散総選挙を行いたい」と話し、衆議院を今月9日に解散する方針を表明しています。
迫る総選挙、自民党県連の津島会長は…。
★自民党県連 津島淳 会長
「もう1回託してみるから本当に変わってくれよとそういう思いで(自民党に)投票されるんだろうと私は理解しています そういう心持ちで選挙に臨まねばいけない」
一方、青森2区でさらに動きがありました。立憲民主党の候補者として三戸町長の松尾和彦さんが出馬の意向を固めました。
★立憲民主党県連 田名部匡代 代表
「これまでの経験が大いに国政に役立つと思いますので私からもどうですかと話しをさせて頂きました 野党第一党である我々が1人でも多くの候補者を擁立して政権交代実現可能な環境を国民の皆さんに見せてこそ やはり期待というものは大きくなっていく」
青森2区には自民党の現職神田潤一さんが立候補を予定しているほか
野党から国民民主党の新人金濱亨さんと
共産党の新人久保将さんが出馬表明しています。
青森2区に候補者を擁立しているほかの野党は…。
★国民民主党県連 金濱亨 代表
「政権運営の核になる政策が一致をしたさきでの連携協力と 自分自身は国民民主党の政策の実現ということに人生をかけて挑んでいるのであくまでも党の姿勢のまま県内でも動いていく」
★共産党県委員会 畑中孝之 委員長
「これ(石破政権)とのきっぱりとした対決軸が求められていると思います そもそもの出発点、原点としての安保法制廃止 立憲主義の回復という原点が損なわれたという現状では(野党)共闘の形はできないと」
総理就任から26日後の総選挙はいまの憲法となってから最も短く、公示日とみられる今月15日まであと半月に迫っています。