「棄権」が「有効票」に 横浜町で国民審査の棄権者の投票用紙を誤投かん
衆議院選挙とともに行われている最高裁判所裁判官の国民審査の不手際です。
横浜町は期日前投票で棄権を申し出た有権者の投票用紙を誤って投票箱に入れたと発表しました。
きのう午後4時すぎ、横浜町の期日前投票所に訪れた有権者の1人が最高裁判所の裁判官の国民審査について棄権を申し出ましたが、事務を担当した職員が誤って投票用紙を投票箱に入れました。
棄権の場合は投票用紙を交付せずに保管しておく必要がありますが、横浜町選挙管理委員会によりますと投票の棄権に対する職員の認識が足りなかったため、誤って入れてしまったということです。
今回の投票は有効票として扱われますが、棄権した人がやはり国民審査の投票をしたいと申し出た場合は投票できます。
横浜町は疑問が生じた際は確認を徹底するなど、再発防止を図ります。