SNS広告で「高額当選」 女性が20万円だまし取られる被害
青森県内に居住する20歳代の女性が、高額当選をうたうSNSの広告から20万円をだましとられる被害がありました。
警察によりますと女性は今年10月6日、利用しているTiKTokに表示された「お金が当たる」という広告に興味を示し、広告からサイトへ移動すると、200万円が当選したと表示されました。
女性が当選金の受取手続を始めたところ、LINEアカウント「(向日葵の絵文字)」が友だち登録され、同アカウントから
・送金用のVIPカードの発行と承認の手数料、VIPカードを有効にするための手数料をアップルギフトカードで支払ってください。
・手数料を支払えば当選金を渡します。
などと言われました。
女性は10月7日から10日の間、3回にわたり県内のコンビニエンスストアで購入した合計15万円分のアップルギフトカードの利用権コードをLINEメッセージに入力し送信しました。
しかし、当選金が送金されないため、女性が返金を求めたところ、相手から
・返金手数料をアップルギフトカードで支払ってほしい。
・支払後すぐに返金する。
などと言われたため女性は10月23日、県内のコンビニエンスストアで購入した5万円分のアップルギフトカードの利用権コードをLINEメッセージに入力し送信しました。
しかし相手が返金にも応じないことから女性が警察に相談し、被害に気付いたということです。
警察はSNSの広告で高額当選をうたうのは詐欺だとして、1人で対応せずに、家族や知人、最寄りの警察署や交番・駐在所に相談するよう呼びかけています。