【特集】詐欺師の手口の実態や詐欺被害を未然に防いだ事例を元に詐欺被害の防止策について考える
「1550ニュースレーダーWith」と連動して視聴者の皆さんと1つのテーマについて考えます。今回は後を絶たない詐欺被害を考えます。
Withが行ったアンケートで身近な人や自分自身が詐欺被害にあいそうになったことがあると答えた人が30%で、ないと答えた人が70%でした。ニュースレーダーでは詐欺師の手口の実態や詐欺被害を未然に防いだ事例を元に詐欺被害の防止策について考えます。
★実際の詐欺師とのやりとり
「いまから行ってらっしゃい このカードを買ってきてください 電話とパソコンそのまま電話切らないでください 行ってらっしゃい」
県内でも後を絶たない詐欺被害。
県警察本部によりますとことし県内では、電話やはがきなどで親族や公共機関の職員を名乗って相手を信じ込ませる特殊詐欺被害の認知件数が8月末時点で56件、被害金額はおよそ8,874万円でした。
また急増するSNSを利用したSNS型投資詐欺やロマンス詐欺は8月末時点で認知件数は48件、被害金額はおよそ3億5,703万円にのぼります。被害は去年の通年よりもすでに認知件数で8件被害額が1億6,000万円ほど上回るなど深刻な状況です。
★県警生活安全企画課 櫻田道夫次長
「ことしから特殊詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺を分類して計上していますので単純に比較は出来ませんが去年よりは認知件数被害金額とも多い状況です」
手口も多様化していて被害は高齢者のみにとどまらず幅広い年代に及びます。
★「もしもしマイクロソフトでございます ご問題どうぞ」
こちらはサイバー犯罪の分析などを行う「日本サイバー犯罪対策センター」がパソコンサポート詐欺の詐欺師に電話をかけた際の実際のやりとりです。パソコンサポート詐欺はパソコンがウイルスに感染したと偽り解除するために電子マネーなどを購入するよう求められるものです。
詐欺師の指示通りにパソコンを操作するとパソコンを遠隔操作され修理代を要求されます。
★「お客様のパソコンの中にこのWindowsDefenderセキュリティ入れて差し上げますだからお客様のパソコンは100%安全になります 修理するために少し修理代もかかります 分かりましたか 修理代は5万円くらいかかります お客様よろしいですよね よろしいですよね」
この後は執拗にコンビニで電子マネーを買うように求められさらにこんな指示も。
★「お客様はレジ屋さんは何も言わないで あなたは何も言わないでください レジ屋さんに質問されたら個人のアプリのため買いたいですとお客様時間が無いから早めにこのカード買ってきてください」
県内でも80歳代の男性が同様の手口で被害に遭いそうになりました。
詐欺被害を水際で阻止したのはローソン十和田池ノ平店の店員大沢絵梨夏さんです。
★大沢絵梨夏さん
「来店して商品探されている感じだったので電子マネー売り場のコーナーに案内したんですけどあまり買ったことのないようなお客様でレジに来た時に使い方分かりますかとお声がけしたら写メをとって送るということだったのでこれはやってはいけない 詐欺かもしれないので警察の方に連絡させていただいて防げた」
違和感を感じつつも声をかけることに躊躇したという大沢さん。しかし勇気ある行動が高齢者をだます詐欺被害を食い止めました。
★大沢絵梨夏さん
「嫌な思いをさせてしまうかもしれないと思いながらも詐欺かもしれないというのを払拭できなかったので声をかけて勇気を出して正解だったなと思います」
警察は詐欺被害を防ぐために怪しいと思ったらひとりで抱えこまず相談することや周りのサポートが被害防止につながる鍵だと呼びかけています。
★県警生活安全企画課 櫻田道夫次長
「手口が悪質巧妙化しており被害者は必ず利益が出るという話しにより心の隙を突かれてだまされていると思われます 被害に遭わないためにはSNSで知り合い会ったこともないものから投資や必ずもうかるなどの話しがあった際にはひとりで対応せずに一度立ち止まり家族や知人警察に相談していただきたいと思います」
相次ぐ詐欺被害手口が巧妙化する中で大事なお金をだまし取られないためにも怪しいとおもったらひとりで抱え込まず警察に相談することが重要です。
Withが行ったアンケートで身近な人や自分自身が詐欺被害にあいそうになったことがあると答えた人が30%で、ないと答えた人が70%でした。ニュースレーダーでは詐欺師の手口の実態や詐欺被害を未然に防いだ事例を元に詐欺被害の防止策について考えます。
★実際の詐欺師とのやりとり
「いまから行ってらっしゃい このカードを買ってきてください 電話とパソコンそのまま電話切らないでください 行ってらっしゃい」
県内でも後を絶たない詐欺被害。
県警察本部によりますとことし県内では、電話やはがきなどで親族や公共機関の職員を名乗って相手を信じ込ませる特殊詐欺被害の認知件数が8月末時点で56件、被害金額はおよそ8,874万円でした。
また急増するSNSを利用したSNS型投資詐欺やロマンス詐欺は8月末時点で認知件数は48件、被害金額はおよそ3億5,703万円にのぼります。被害は去年の通年よりもすでに認知件数で8件被害額が1億6,000万円ほど上回るなど深刻な状況です。
★県警生活安全企画課 櫻田道夫次長
「ことしから特殊詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺を分類して計上していますので単純に比較は出来ませんが去年よりは認知件数被害金額とも多い状況です」
手口も多様化していて被害は高齢者のみにとどまらず幅広い年代に及びます。
★「もしもしマイクロソフトでございます ご問題どうぞ」
こちらはサイバー犯罪の分析などを行う「日本サイバー犯罪対策センター」がパソコンサポート詐欺の詐欺師に電話をかけた際の実際のやりとりです。パソコンサポート詐欺はパソコンがウイルスに感染したと偽り解除するために電子マネーなどを購入するよう求められるものです。
詐欺師の指示通りにパソコンを操作するとパソコンを遠隔操作され修理代を要求されます。
★「お客様のパソコンの中にこのWindowsDefenderセキュリティ入れて差し上げますだからお客様のパソコンは100%安全になります 修理するために少し修理代もかかります 分かりましたか 修理代は5万円くらいかかります お客様よろしいですよね よろしいですよね」
この後は執拗にコンビニで電子マネーを買うように求められさらにこんな指示も。
★「お客様はレジ屋さんは何も言わないで あなたは何も言わないでください レジ屋さんに質問されたら個人のアプリのため買いたいですとお客様時間が無いから早めにこのカード買ってきてください」
県内でも80歳代の男性が同様の手口で被害に遭いそうになりました。
詐欺被害を水際で阻止したのはローソン十和田池ノ平店の店員大沢絵梨夏さんです。
★大沢絵梨夏さん
「来店して商品探されている感じだったので電子マネー売り場のコーナーに案内したんですけどあまり買ったことのないようなお客様でレジに来た時に使い方分かりますかとお声がけしたら写メをとって送るということだったのでこれはやってはいけない 詐欺かもしれないので警察の方に連絡させていただいて防げた」
違和感を感じつつも声をかけることに躊躇したという大沢さん。しかし勇気ある行動が高齢者をだます詐欺被害を食い止めました。
★大沢絵梨夏さん
「嫌な思いをさせてしまうかもしれないと思いながらも詐欺かもしれないというのを払拭できなかったので声をかけて勇気を出して正解だったなと思います」
警察は詐欺被害を防ぐために怪しいと思ったらひとりで抱えこまず相談することや周りのサポートが被害防止につながる鍵だと呼びかけています。
★県警生活安全企画課 櫻田道夫次長
「手口が悪質巧妙化しており被害者は必ず利益が出るという話しにより心の隙を突かれてだまされていると思われます 被害に遭わないためにはSNSで知り合い会ったこともないものから投資や必ずもうかるなどの話しがあった際にはひとりで対応せずに一度立ち止まり家族や知人警察に相談していただきたいと思います」
相次ぐ詐欺被害手口が巧妙化する中で大事なお金をだまし取られないためにも怪しいとおもったらひとりで抱え込まず警察に相談することが重要です。
最終更新日:2024年11月11日 15:26