「テレグラム」で副業促す 青森県内の男性が65万円の詐欺被害
今年9月18日、青森県内に居住する50歳代の男性が、「テレグラム」を使った副業を促す詐欺で約65万円をだまし取られる被害がありました。
警察によりますと、男性は利用しているSNSアプリ Threadsに投稿されていた「100万円をプレゼントをします!」という投稿を見つけ、投稿者にダイレクトメッセージを送信したことをきっかけに、LINEアカウント「北村」とやり取りを始めました。
北村から指定された画像のスクリーンショットを撮影して送信する副業を勧められ、男性は実際に電子マネーで報酬を受け取ることができたということです。
その後、北村から副業の報酬を管理するサイトとして、「Dafi」を紹介れた上、SNSアプリ「Talegram」でのやり取りを指示され、アカウント「トップ受付係:美姫ちゃん」から、『指定されたスカウントにお金を送金してサイト内で指示通り操作を行うだけで、報酬がもらえる高額タスクがある』などと別の副業を勧められて、9月21日に1回、22日に2回にわたり、タスク費用として合計4万3,500円分の電子マネーを送金しました。
しかし、北村から操作ミスを指摘され、タスク費用の補填金を要求され、9月22日に4回にわたり、合計15万1,500円分の電子マネーを送金しました。
9月24日、更に男性は新たなタスク費用として、指定された個人名義口座に現金45万4,500円を振り込みましたが、後日、同様の詐欺被害に関する記事を見つけたことで、被害に気付いたということです。
被害額は合計64万9,500円(内電子マネー被害合計19万5,000円分)でした。
警察は、 副業サイトをかたり現金等を振り込ませ、副業タスクと呼ばれる投資のような作業をアプリで操作させるのは詐欺。
「おかしいな?」、「怪しいな?」と思ったら、1人で対応せずに、家族や知人、最寄りの贅察署や交番・駐在所に相談してほしいと呼びかけています