テラス席でゆったり 憩いの時間を作る新しい試み 青森市新町商店街
青森市中心街のお店の前にこれまでは無かったテラス席がお目見えしました。歩道をうまく使ってにぎわいの場にできないか、新しい試みが始まっています。
★青森放送 油川修一記者
「青森市新町の飲食店ではこのようなテラス席を設けて人の流れを調べる社会実験を行っています」
新町通りの飲食店「ウグイス」の前にオシャレな椅子やテーブルが並んでいます。ここでは期間限定で店外でゆったり飲み物を飲むことができます。こうした歩道や道路を活用した取り組みが全国で広がっているため青森市の新町商店街振興組合は先月26日から5つのお店の前に椅子を並べたり販売スペースを作るなどの社会実験を進めています。甘精堂本店の前には椅子が並んでいました。
★青森市新町商店街振興組合 金浜隼人事務局長
「歩道といえば今まで店にとってはデッドスペースになっていたので、店としては販売スペースの拡大、お客さまにとってはにぎわいや憩いのスペースになりますし、商店街にとっては全体のにぎわい創出、これから取り組むイベントへの第一歩と捉えています 将来的には新町商店街全体で日常的に歩道を活用できる形にしていきたい」
社会実験は今月24日まで行われ利用客や歩行者にアンケートをして効果を確かめます。