尖閣諸島周辺の日本領海に中国船2隻が相次いで侵入
沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の領海に19日午後0時過ぎから中国海警局の船2隻が相次いで侵入しました。付近には日本の漁船1隻が航行しています。
海上保安庁によりますと19日午後0時14分ごろから17分ごろにかけ、尖閣諸島・南小島の周辺の日本の領海に中国海警局の船2隻が相次いで侵入しました。1隻には砲のようなものが搭載されているということです。
付近には3人が乗った日本の漁船1隻が航行していて、中国海警局の船が近づこうとする動きを見せたということです。
海上保安庁の巡視船が中国海警局の船に対し、領海からの退去要求や進路規制を繰り返し行い、日本の船舶の安全を確保しています。
尖閣諸島周辺で中国海警局の船による領海侵入が確認されたのは今月8日以来で、ことしに入って15件目となります。