シロアリの臭いを嗅ぎ分けて発見するシロアリ探知犬のお披露目会が12日、菊陽町で行われました。

お披露目されたのは、シロアリ駆除などを行うニッショウ化学(熊本市)の2代目のシロアリ探知犬｢リッキー｣です。12日は菊陽町の住宅で、シロアリが入った容器を嗅ぎ分けるデモンストレーションの後、リッキーが実際に住宅のシロアリ探知を行いました。

リッキーは、東京にある警察犬や麻薬犬を育成するトレーニング施設で2023年10月から約1年4か月の訓練を受けました。

探知犬によるシロアリ調査はアメリカやオーストラリアでは盛んに行われていますが、国内では数例しかなく、九州ではニッショウ化学のみが取り入れているということです。