伝統行事 オンバサマのお召し替え 立山町芦峅寺
立山信仰の伝統行事「オンバサマのお召し替え」がきょう、立山町で行われました。
立山町芦峅寺の閻魔堂にまつられている、「オンバサマ」と呼ばれる木製の姥尊像。女性を救う「守り本尊」として大切にされています。
毎年3月13日に、新しい白装束を着せ替える「オンバサマのお召し替え」が行われていて、きょうは地元の女性たちが自ら縫い上げた白装束とともにお祓いを受けたあと、オンバサマの白装束を丁寧に着せ替えました。
この行事は江戸時代中期から続く伝統あるもので、去年3月に国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選ばれています。
女性たちはオンバサマに手を合わせて、家庭や地域の無事を祈りました。
最終更新日:2025年3月13日 11:58