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「もうからないお客さんはもういいですと言わざるを得ない」 物流の機能低下につながる2024年問題 対応策を模索するセミナー 島根県出雲市

2025年3月11日 18:19
「もうからないお客さんはもういいですと言わざるを得ない」 物流の機能低下につながる2024年問題 対応策を模索するセミナー 島根県出雲市

物流の機能低下につながる2024年問題、島根県出雲市で対応策を模索するセミナーが開かれました。

運送事業者を支援している 田宮一昭さん
「ドライバーもいないし、努力しても難しいんで、やっぱり不採算の荷主さんからは撤退すると。もうからないお客さんはもういいですと言わざるを得ない」

島根県が主催したセミナーには県内の製造業や一次産業、金融機関などからオンラインを含め40人が参加しました。今年度から法律でドライバーの労働時間などが規制され、島根県内でも物流コストの上昇を始め、さまざまな影響が出ています。2030年には全国で35%の荷物が運べなくなるとも言われています。こうした中、セミナーでは物流を止めないための取り組みが紹介されました。

島根県しまねブランド推進課 三成 直和さん
「物流事業者さん荷主事業者さん、双方が協力し合いながら物流の効率化に取り組んでいただけると経営の効率化につながるんじゃないかと考えております」

島根県は今後もセミナーを企画し、物流の現状を学ぶ機会を設けることにしています。

最終更新日:2025年3月11日 18:55
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