桜だけじゃない!春の山野草も見ごろ 手づくり村 鯉艸郷
春を彩るのは桜だけではありません。県内では春の山野草も見ごろを迎えています。
200種類以上の山野草が植えられている十和田市深持の観光農園「手づくり村鯉艸郷」です。いまは春の山野草シラネアオイが見ごろを迎えています。
園内にはシラネアオイおよそ800株が植えられていて、ことしはいつもの年より1週間ほど早く咲き始めました。一般的な薄紫だけではなく白のシラネアオイもあり、2色のかれんな花が園内を彩っています。
★手づくり村 鯉艸郷 中野渡裕生 代表
「昔はもっと白い花なんかは貴重な花だったんですけどね そんなに広くはないんだけどこれだけきれいに咲いていますので楽しんでもらえればと思います」
園内にある池の周りでは白い花を咲かせるユキヤナギやシダレザクラも咲き始めています。春の山野草はこれから次々と咲き始め来月上旬まで楽しめるということです。
一方こちらは八戸市の種差海岸。
県立種差少年自然の家の敷地内でカタクリの群生がかれんな花を咲かせています。
日当たりの良い斜面や観察林などで紫色の花が木漏れ日を受けていました。
カタクリはユリ科の多年草でことしはいつもの年よりやや早い先月末に咲き始めいま満開を迎えています。
近くには同じユリ科のシロバナエンレイソウも咲き始め種差に春の訪れを告げています。
★県立種差少年自然の家 梅田久江 指導員
「まだまだ見ごろは続きます ぜひぜひたくさんの方に植物を見てそしていろいろな体験をしに来ていただければと思っています」
カタクリは今月いっぱい見ごろが続くということです。