桜の名所東公園のバリアフリートイレが被害 黒石市で相次ぐ公共施設の損壊事件
先月から公共施設などが壊される被害が相次いでいる黒石市で、新たに公園のトイレなどでも被害が見つかり市が警察に被害届を出しました。
★青森放送 成田栞寿
「黒石市内で相次いでいる器物損壊ですが今度はこちらのトイレの便座ヒーターの電源カバーが取り外されていました」
被害があったのは黒石市の桜の名所として知られる東公園です。おととい午後2時半ごろ、清掃業者がバリアフリートイレにある便座ヒーターの電源カバーが壊されているのを見つけました。通報を受けた市が確認したところ、電源カバーは取り外され、トイレ前に捨てられていました。このほかトイレの壁への落書きや、立ち入り禁止区域に設置していたコーンバーが壊されているのも見つかり、市は警察に被害届を提出しました。いずれも先月30日の午後2時半までは異常はなかったということです。
市内では先月から旧黒石小学校の窓ガラスが割られたり、駅前のトイレで照明が壊されたりする公共施設への被害が相次いでいて、黒石警察署が器物損壊事件として捜査しています。