イチローと松井秀喜が“元日本人メジャーリーガードラフト”に挑戦! 競合したのはメジャー42HRの大砲

“MLB日本人OB選手ドラフト企画”を行った(左から)イチローさんと松井秀喜さん
株式会社コナミデジタルエンタテインメントは11日、YouTubeの「パワプロ・プロスピ公式チャンネル」でイチローさんと松井秀喜さんの対談動画を公開。“MLB日本人OB選手ドラフト企画”と称し、日本野球界を彩ってきたスターたちとのエピソードが披露されました。
この動画では、同社のモバイルゲーム「eBaseball™: MLB PRO SPIRIT」のゲーム内イベントで登場する10人の元日本人メジャーリーガーを、イチローさんと松井さんがドラフト形式で3人ずつ選出するというもの。2人も登場したほか、松坂大輔さん、福留孝介さん、井口資仁さん、黒田博樹さん、松井稼頭央さん、岩村明憲さん、川崎宗則選手、田口壮さんが候補選手にあげられました。
イチローさんが3位で指名したのは、カブスなどメジャー3球団を渡り歩き通算42HRをマークした福留孝介さん。すると、それを聞いた松井さんは「あれ?僕も」と、同じく福留さんを指名したことを告白。イチローさんは「かぶった?」と笑顔をのぞかせます。
イチローさんは福留さんを選んだ理由を聞かれると、「高校時代からすごく気になっていたし、評価もしていた」とプロ入り以前から見ていたことを明かします。
また、当時のプロ入りを巡ったやりとりも告白。1995年のドラフト会議で、当時PL学園の福留さんは交渉権を獲得した近鉄への入団を拒否。社会人野球である日本生命への入団を選択しました。
イチローさんは「『これ(近鉄入り)は運命だから、それに従った方がいいんじゃないか』っていうようなコメントをしたら、(福留さんは)『運命は自分で決めるもんだ』みたいな、ちょっと反抗してきたの。『あ、それもなんかいいな』と思って。選手としても才能があるけど、そういうストーリーがあるので気になっていた」と語り、自分の意思を貫いた福留さんへの思いを語りました。
一方の松井さんは、プロ入り後のエピソードを告白。日本での最終年、松井さんは福留さんと首位打者争いをし、最後に九厘差(福留さん.343、松井さん.334)をつけられタイトル獲得ならず。本塁打王、打点王に輝いていたなかで、偉業である三冠王を逃していました。
このイメージが強いためか、当時のことを聞かれた松井さんは「すっごい覚えていますよ」と即答。
「最初は圧倒的に自分の方が上にいたんですけど、調子が悪くなってきているうちに彼が打ちまくってきて、あっという間に競った状態になって、最後の方までいってポンって」と当時を回顧。「まだ彼を意識するほどじゃなかった。二分差あったんですよ。その前年に首位打者をとって、なんとなく『首位打者いけんじゃないか』みたいな」と余裕があったことを明かしました。
するとイチローさんが「僕ね、二分だったら怖いって思う」と話し、松井さんは「ほんとですか?」と驚いた様子。イチローさんは「安全圏は三分なんですよ。相手がゴーンってきてこっちがゴーンって下がったら、あっという間に詰まるんで二分は」と語ると、松井さんは「まさしくその通り」と同意し「まだ甘いんですよ」と笑顔を見せました。
【ドラフト結果】
■イチロー
1位:松坂大輔
2位:松井稼頭央
3位:福留孝介
■松井秀喜
1位:黒田博樹
2位:井口資仁
3位:福留孝介
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この動画では、同社のモバイルゲーム「eBaseball™: MLB PRO SPIRIT」のゲーム内イベントで登場する10人の元日本人メジャーリーガーを、イチローさんと松井さんがドラフト形式で3人ずつ選出するというもの。2人も登場したほか、松坂大輔さん、福留孝介さん、井口資仁さん、黒田博樹さん、松井稼頭央さん、岩村明憲さん、川崎宗則選手、田口壮さんが候補選手にあげられました。
イチローさんが3位で指名したのは、カブスなどメジャー3球団を渡り歩き通算42HRをマークした福留孝介さん。すると、それを聞いた松井さんは「あれ?僕も」と、同じく福留さんを指名したことを告白。イチローさんは「かぶった?」と笑顔をのぞかせます。
イチローさんは福留さんを選んだ理由を聞かれると、「高校時代からすごく気になっていたし、評価もしていた」とプロ入り以前から見ていたことを明かします。
また、当時のプロ入りを巡ったやりとりも告白。1995年のドラフト会議で、当時PL学園の福留さんは交渉権を獲得した近鉄への入団を拒否。社会人野球である日本生命への入団を選択しました。
イチローさんは「『これ(近鉄入り)は運命だから、それに従った方がいいんじゃないか』っていうようなコメントをしたら、(福留さんは)『運命は自分で決めるもんだ』みたいな、ちょっと反抗してきたの。『あ、それもなんかいいな』と思って。選手としても才能があるけど、そういうストーリーがあるので気になっていた」と語り、自分の意思を貫いた福留さんへの思いを語りました。
一方の松井さんは、プロ入り後のエピソードを告白。日本での最終年、松井さんは福留さんと首位打者争いをし、最後に九厘差(福留さん.343、松井さん.334)をつけられタイトル獲得ならず。本塁打王、打点王に輝いていたなかで、偉業である三冠王を逃していました。
このイメージが強いためか、当時のことを聞かれた松井さんは「すっごい覚えていますよ」と即答。
「最初は圧倒的に自分の方が上にいたんですけど、調子が悪くなってきているうちに彼が打ちまくってきて、あっという間に競った状態になって、最後の方までいってポンって」と当時を回顧。「まだ彼を意識するほどじゃなかった。二分差あったんですよ。その前年に首位打者をとって、なんとなく『首位打者いけんじゃないか』みたいな」と余裕があったことを明かしました。
するとイチローさんが「僕ね、二分だったら怖いって思う」と話し、松井さんは「ほんとですか?」と驚いた様子。イチローさんは「安全圏は三分なんですよ。相手がゴーンってきてこっちがゴーンって下がったら、あっという間に詰まるんで二分は」と語ると、松井さんは「まさしくその通り」と同意し「まだ甘いんですよ」と笑顔を見せました。
【ドラフト結果】
■イチロー
1位:松坂大輔
2位:松井稼頭央
3位:福留孝介
■松井秀喜
1位:黒田博樹
2位:井口資仁
3位:福留孝介
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最終更新日:2025年3月12日 20:02