イチロー&松井秀喜が“元日本人メジャーリーガー1位”を選出「もう一度マウンドに」「あまり表情を出さない」本音語る

“MLB日本人OB選手ドラフト企画”に挑戦した(左から)イチローさん、松井秀喜さん
株式会社コナミデジタルエンタテインメントは11日、YouTubeの「パワプロ・プロスピ公式チャンネル」でイチローさんと松井秀喜さんの対談動画を公開。“MLB日本人OB選手ドラフト企画”と称し、日本野球界を彩ってきたスターたちとのエピソードが披露されました。
この企画は、同社のモバイルゲーム「eBaseball™: MLB PRO SPIRIT」のゲーム内イベントで登場する10人の元日本人メジャーリーガーを、イチローさんと松井さんがドラフト形式で3人ずつ選出するというもの。2人も登場したほか、松坂大輔さん、福留孝介さん、井口資仁さん、黒田博樹さん、松井稼頭央さん、岩村明憲さん、川崎宗則選手、田口壮さんが登場選手にあげられました。
名だたるメンバーがそろうなか、イチローさんが1位指名をしたのは、メジャー8シーズンで通算56勝をあげた“平成の怪物”松坂大輔さん。イチローさんは現役時代にWBC2大会で共演したほか、引退後は自らが立ち上げた「KOBE CHIBEN」でともにプレー。去年同チームに加入しその間柄を知る松井さんは「予想通りですね」と笑顔の反応を見せます。
MCから松坂さんの印象を聞かれたイチローさんは「大切な練習の日にユニホームを忘れてくる」とまさかの暴露。「これは大輔あるあるだと思いますね。天然、でも憎めない」と、松坂さんの普段のキャラクターを明かします。
さらに、イチローさんが1位に松坂さんを指名したのには別の理由が。去年9月の高校野球女子選抜との試合を振り返り、「(ケガの影響で)負担が少ないレフトに行ったんだけど、打球を捕れず、ショートに返すのに投げられなくて。エラーがついて3塁に行かれてしまう。あの状態を見ると、次スタンドで見てんじゃねえかって思っちゃったのね」と最近のプレーぶりを説明。当時会場にいた松井さんが笑って話を聞くなか、イチローさんは「マウンドにもう一度立ってほしいという思い。願いですね、この1位は」と熱弁しました。
そんな松坂さんについて、今度は松井さんが現役時代を回顧し「何度も対戦している。あまりでも打った記憶はないですね。ホームランは打ってないです」と苦手だったことを話します。
プレースタイルについて「スライダーが一番いいピッチャー。メジャーのなかでストレートはビックリするほど速いわけではないので」と話した松井さん。イチローさんが「カットボールも覚えたんだよね?」と補足すると、「そうですね、カットボールも結構投げていました。左バッターからしたらカットボールの方がイヤでしたね」と、選手目線で松坂さんのすごみを語りました。
一方、松井さんが1位にあげたのは、ドジャースとヤンキースの7シーズンで通算79勝と安定した成績を残した黒田博樹さん。松井さんは「黒田をとるのか、松坂くんをとるのかという中で、おそらく松坂くんにいくんじゃないか」とイチローさんの指名の動きを予想し、「彼とも同学年なので」と“松井世代”の戦友を指名。
「彼が出始めた頃は、中継ぎと先発で投げてみたいな」とプロ入り当時の黒田さんの境遇を振り返った松井さんは「そこを経て、耐え抜いてきてカープのエースになった。ある意味、松坂くんと対比すると面白い存在かなと思います。メジャー行っても長く頑張りましたし」と評価します。自分のチームに加入するにあたっては、「彼の好きなところはあまり表情を出さずに淡々とイニングを進めていく。で、ある程度試合を作る。ちゃんと先発ピッチャーの仕事をして終える、それはエースの仕事の一部じゃないかなと思いますね」と“黒田愛”あふれる思いを明かしました。
またイチローさんは黒田さんについて「黒田がルーキーの時のオープン戦で(対戦)やっている」と28年前の第一印象を語ります。「そのときに『あ、いい球投げるな』って思った。まっすぐがすごくキレがよかったし、スライダーがよかったし。その印象があったから、アメリカでツーシームを覚えてからは全然違うピッチャーになったなって。ビックリしたんだよね。頼れるエースという感じ」と黒田さんのイメージをあげ称賛しました。
【ドラフト結果】
■イチロー
1位:松坂大輔
2位:松井稼頭央
3位:福留孝介
■松井秀喜
1位:黒田博樹
2位:井口資仁
3位:福留孝介
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この企画は、同社のモバイルゲーム「eBaseball™: MLB PRO SPIRIT」のゲーム内イベントで登場する10人の元日本人メジャーリーガーを、イチローさんと松井さんがドラフト形式で3人ずつ選出するというもの。2人も登場したほか、松坂大輔さん、福留孝介さん、井口資仁さん、黒田博樹さん、松井稼頭央さん、岩村明憲さん、川崎宗則選手、田口壮さんが登場選手にあげられました。
名だたるメンバーがそろうなか、イチローさんが1位指名をしたのは、メジャー8シーズンで通算56勝をあげた“平成の怪物”松坂大輔さん。イチローさんは現役時代にWBC2大会で共演したほか、引退後は自らが立ち上げた「KOBE CHIBEN」でともにプレー。去年同チームに加入しその間柄を知る松井さんは「予想通りですね」と笑顔の反応を見せます。
MCから松坂さんの印象を聞かれたイチローさんは「大切な練習の日にユニホームを忘れてくる」とまさかの暴露。「これは大輔あるあるだと思いますね。天然、でも憎めない」と、松坂さんの普段のキャラクターを明かします。
さらに、イチローさんが1位に松坂さんを指名したのには別の理由が。去年9月の高校野球女子選抜との試合を振り返り、「(ケガの影響で)負担が少ないレフトに行ったんだけど、打球を捕れず、ショートに返すのに投げられなくて。エラーがついて3塁に行かれてしまう。あの状態を見ると、次スタンドで見てんじゃねえかって思っちゃったのね」と最近のプレーぶりを説明。当時会場にいた松井さんが笑って話を聞くなか、イチローさんは「マウンドにもう一度立ってほしいという思い。願いですね、この1位は」と熱弁しました。
そんな松坂さんについて、今度は松井さんが現役時代を回顧し「何度も対戦している。あまりでも打った記憶はないですね。ホームランは打ってないです」と苦手だったことを話します。
プレースタイルについて「スライダーが一番いいピッチャー。メジャーのなかでストレートはビックリするほど速いわけではないので」と話した松井さん。イチローさんが「カットボールも覚えたんだよね?」と補足すると、「そうですね、カットボールも結構投げていました。左バッターからしたらカットボールの方がイヤでしたね」と、選手目線で松坂さんのすごみを語りました。
一方、松井さんが1位にあげたのは、ドジャースとヤンキースの7シーズンで通算79勝と安定した成績を残した黒田博樹さん。松井さんは「黒田をとるのか、松坂くんをとるのかという中で、おそらく松坂くんにいくんじゃないか」とイチローさんの指名の動きを予想し、「彼とも同学年なので」と“松井世代”の戦友を指名。
「彼が出始めた頃は、中継ぎと先発で投げてみたいな」とプロ入り当時の黒田さんの境遇を振り返った松井さんは「そこを経て、耐え抜いてきてカープのエースになった。ある意味、松坂くんと対比すると面白い存在かなと思います。メジャー行っても長く頑張りましたし」と評価します。自分のチームに加入するにあたっては、「彼の好きなところはあまり表情を出さずに淡々とイニングを進めていく。で、ある程度試合を作る。ちゃんと先発ピッチャーの仕事をして終える、それはエースの仕事の一部じゃないかなと思いますね」と“黒田愛”あふれる思いを明かしました。
またイチローさんは黒田さんについて「黒田がルーキーの時のオープン戦で(対戦)やっている」と28年前の第一印象を語ります。「そのときに『あ、いい球投げるな』って思った。まっすぐがすごくキレがよかったし、スライダーがよかったし。その印象があったから、アメリカでツーシームを覚えてからは全然違うピッチャーになったなって。ビックリしたんだよね。頼れるエースという感じ」と黒田さんのイメージをあげ称賛しました。
【ドラフト結果】
■イチロー
1位:松坂大輔
2位:松井稼頭央
3位:福留孝介
■松井秀喜
1位:黒田博樹
2位:井口資仁
3位:福留孝介
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最終更新日:2025年3月12日 19:12