あさっての文化財防火デーを前においらせ町の寺で防火訓練が行われました。

「火事です火事です」訓練が行われたのはおいらせ町阿光坊の曹洞宗 聖福寺です。
位牌堂から出火したとの想定で檀家の人たちが119番通報と消火器を使った初期消火に臨みました。
聖福寺の本堂には県重宝に指定されている聖観世音菩薩立像が収蔵されています。
訓練では通報のあと文化財と見立てた箱を仏壇から安全な場所に持ち出しました。
小坂住職をはじめ参加した檀家の人たちは真剣な表情で訓練に取り組み、万一の事態に備えていました。

★おいらせ消防署　尾崎匡 第一消防隊長
「実際に火事が起こったとき、連絡態勢をきっちり確立させていただきたいと思っています」

訓練前には消防署員が境内の消火器や報知器などを点検し、防火意識の徹底を呼びかけていました。