原因は? 米軍機が着陸直後に炎…滑走路一時閉鎖で欠航も 青森県三沢空港
きょう午前、アメリカ軍の戦闘機がトラブルで三沢空港に緊急着陸をして、滑走路が一時閉鎖されました。
着陸直後に機体からは炎もあがり、消火活動が行われました。
機体から上がる炎と黒煙。
空港の消防車から放水も行われています。
三沢防衛事務所などによりますと、今日午前9時前、三沢空港の滑走路付近でアメリカ軍の戦闘機にトラブルがあり、滑走路が一時閉鎖されました。
★青森放送 加藤誠記者
「誘導路に止まっていた機体が移動を始めました」
トラブルがあったのは、山口県にあるアメリカ軍岩国基地所属のF/A-18戦闘機で。先月23日から始まった「日米共同統合演習」に参加していたとみられています。
目撃者によりますと、機体は飛んでいるときには火が出ておらず、着陸したあとに火と煙があがったということです。
けが人はいないということです。
滑走路は消火活動が終了したため、緊急着陸から30分後に通常通りに戻り、トラブルが起きた機体はけん引車で引っ張られて移動しました。
三沢空港は民間機のほかアメリカ軍や自衛隊が共同で使用していて、滑走路の閉鎖によって三沢・東京線の1便が欠航しました。
三沢市は東北防衛局を通して、アメリカ軍に対し安全対策に万全を期して再発防止に努めるよう口頭で要請しました。