約1,000リットルの重油が下水道に流出「油のにおいがする」と通報相次ぐ 老朽化で小学校の配管から漏れ出したか 青森県八戸市
八戸小学校で1000リットルもの大量の重油が配管から漏れ出し下水道に流れ込んでいました。周辺の住民からは油の臭いがすると通報が寄せられていて八戸市が陳謝しました。
★八戸市 熊谷雄一市長
「市民の皆さまにはご心配とご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした」
八戸市教育委員会によりますと今月12日、八戸小学校の地下配管からボイラーの燃料に使うA重油が漏れ出しているのがわかりました。
漏れ出したのは1000リットルと推定され地下水と混ざり下水道管に流れ出していたということです。
現在は地下配管と地下タンクからすべての油を抜き取り流出はないことが確認されています。周辺ではトイレや排水口から油のにおいがするとこれまでに14件の通報が市に寄せられています。
学校では一部校舎で暖房が使えなくなりましたが、移動式の灯油ストーブとエアコンで対応しているということです。
★八戸小学校 小林淳校長
「異変といいますか古いボイラーですのでたびたび異臭不完全燃焼の臭いとかがありました。そういったところでまた私たちの感覚も鈍っていたのかもしれないと、いま反省しているところです」
原因はまだ特定できていませんがボイラーなどの設置から50年近く経過していて、老朽化が考えられるということです。