日本最大規模の55ヘクタール!りんご高密植栽培の巨大園地が誕生 青森市
青森空港近くに巨大なりんご高密植栽培の園地が誕生しました。園地を拡大した農業ベンチャーは持続可能なりんご生産をめざしています。
青森空港のすぐ近くに新しく23ヘクタールの高密植栽培のりんご園を開園したのは青森市の農業ベンチャー「ジャパンアップル」です。従業員およそ30人は支柱を立てたりトラクターを使って苗木を植える溝を掘るなど定植作業を行っていました。
高密植栽培の苗木・園地日本農業とファーマインドによって2020年に設立されたジャパンアップルは小さな木を80センチ間隔で植える高密植栽培の大規模化を進め、ことし日本最大規模の55ヘクタールに拡大しました。次の世代を見据えて早期多収や作業効率化に取り組んでおり新しいりんご産業の体系を作っていきたいとしています。
★ジャパンアップル 野澤俊介 代表
「高密植栽培という早期多収であったり作業性の良さという所が大きなメリットがある栽培方法に取り組むことでしっかりとりんごであっても農業であってもしっかりともうかるということは証明できると思っていますし少しずつそういう所がジャパンアップルとしても見えつつあると思っています」
課題は繁忙期の人手不足だということで機械化による効率化で乗り越えたいとしています。