全国的なコメの不足感や価格の高止まりをうけて県が初めてコメ生産量維持を提示【高知】
ここ数年、高知県内のコメの生産量について、県が栽培面積を減少させる目標を設定してきました。しかし、全国的なコメの不足感や価格の高止まりの状況などをうけ、今年は初めて生産量を維持する目標を決めました。
1月7日、農業関係団体などで作る県農業再生協議会の臨時総会で、今年県内で作付けされるコメの生産量を維持する提示が、県から出されました。
県内のコメの生産量については、8年前の国の減反政策廃止以降、県が需要見通しや人口減少率などを考慮しながら作付面積の目安を設定していました。
これまで毎年、目標面積を減らしてきましたが、今年は状況が違います。
去年夏以降、全国的にコメの不足感や価格の高止まりの状況が続いているため、今年の県内のコメの生産目標にはこれまでの算式を採用せず、去年の栽培実績と同じ1万100ヘクタールを目安に初めて現状維持の設定となり、全会一致で承認されました。
■高知県農業政策課 川谷知世 課長
「令和7年産米については状況の変化や今般の価格高騰などもふまえての判断となったが またその次に関しては改めて全国の状況動向見ながら検討していきたい」
今回のコメの生産目標は各市町村の協議会ごとの目安も割り振られていて、7日の会での決定を受けて各地域に連絡されることになっています。
1月7日、農業関係団体などで作る県農業再生協議会の臨時総会で、今年県内で作付けされるコメの生産量を維持する提示が、県から出されました。
県内のコメの生産量については、8年前の国の減反政策廃止以降、県が需要見通しや人口減少率などを考慮しながら作付面積の目安を設定していました。
これまで毎年、目標面積を減らしてきましたが、今年は状況が違います。
去年夏以降、全国的にコメの不足感や価格の高止まりの状況が続いているため、今年の県内のコメの生産目標にはこれまでの算式を採用せず、去年の栽培実績と同じ1万100ヘクタールを目安に初めて現状維持の設定となり、全会一致で承認されました。
■高知県農業政策課 川谷知世 課長
「令和7年産米については状況の変化や今般の価格高騰などもふまえての判断となったが またその次に関しては改めて全国の状況動向見ながら検討していきたい」
今回のコメの生産目標は各市町村の協議会ごとの目安も割り振られていて、7日の会での決定を受けて各地域に連絡されることになっています。
最終更新日:2025年1月7日 18:49