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また教職員の不祥事 キャバクラ勤務の女性教諭と性的発言の男性教諭を懲戒処分【高知】

2025年3月17日 18:36
また教職員の不祥事 キャバクラ勤務の女性教諭と性的発言の男性教諭を懲戒処分【高知】
高知県教育委員会はキャバクラで勤務するという不適切な副業を行ったとして、高知市の小学校の女性教諭を停職3か月の懲戒処分にしたと発表しました。
また生徒に対して性的な発言をしたなどとして、県西部の中学校の50代の男性教諭を減給10分の1、12か月の懲戒処分としました。

3月17日付けで停職3か月の懲戒処分を受けたのは、高知市内の公立小学校に勤務する23歳の女性教諭です。

女性教諭は去年9月、友人から高知市のキャバクラの面接の誘いを受け、その後、去年9月末から先月まであわせて71日間店で勤務し、総額100万円の収入を得たということです。女性教諭は、公務員は副業が禁止であることを知りながらも学校に分からなければ大丈夫かもしれないと考え、平日の勤務後や週末に店に出ていたということです。

先月、匿名の電話が学校にあったことから発覚しました。
女性教諭は本日付けで依願退職したということです。

また17日付けで減給10分の1、12か月の懲戒処分を受けたのは県西部の公立中学校に務める50代の男性教諭です。男性教諭は同じ男子部員に対し去年6月頃、部活の指導の中で体に触れながら褒めたり、去年7月の夏休みの部活動で性的な発言を行ったりしたほか、去年9月以降も部活の練習中に性的な内容を想起させる発言を複数回行ったということです。

今年度、県内の教職員の懲戒処分はこれで13件となりました。

県の長岡幹泰教育長は「教職員の度重なる不祥事で、本県の公教育に対する県民の信頼を大きく裏切り深くお詫び申し上げる」「今後も不祥事を生じさせない組織づくり意識づくりを目指す」としています。
最終更新日:2025年3月17日 18:36