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立ち仕事の負担を軽減!道の駅ふれあいパーク大月で『座ってイイッス』導入【高知】

2024年9月11日 16:41
立ち仕事の負担を軽減!道の駅ふれあいパーク大月で『座ってイイッス』導入【高知】
高知大月町の道の駅では立ち仕事の負担を軽くしようと、レジに販売スタッフ用のイスを導入しています。

大月町にある道の駅ふれあいパーク大月に8月から導入されているのは、販売スタッフ用のイス「座ってイイッス」です。
このイスは求人情報サイトを運営するマイナビバイトが、ショップで働く人が立ち仕事の合間に少しでも座れるようにと開発しました。

道の駅・大月では販売スタッフ9人のうち半数以上が65歳以上。労働環境の改善を探るなかで、県内で初めてこの「座ってイイッス」を導入しました。

■道の駅大月 笹木奈津子駅長
「足が痛いや腰が痛いという人がたくさんいて、海外のレジでは椅子があるというのを動画で見て、いいなと思っていたがなかなか導入には至らず」「今年の4月にネットでマイナビバイトの座ってイイッスのプロジェクトを見てこれだと思って」

現在道の駅大月では、産直市に2台、土産店に1台の合わせて3台を導入しています。

販売スタッフは座って接客することに抵抗感を抱くようで、レジ打ちをする時にはイスに座っていませんが、少し落ち着いたときに軽く腰かけています。それでもスタッフからの評判は上々です。

■従業員
「長年勤めてきているので足に来ている、ちょっと座れるだけで足がすごい楽でありがたい。」「帰るときの疲れが全然違う」

■道の駅大月 笹木奈津子駅長
「スタッフが一日の間にこまめに休めるということは、体力だけでなく心にも余裕が出てくるので、接客サービスを笑顔でできるとかそういったことに繋がれば」

レジにイスを設置する取り組みは、従業員の負担軽減だけでなく人手不足の解消にもつながることから、全国的に増えているということです。