イスラエル軍、ガザ地区中部の学校を空爆 UNRWA職員6人死亡
イスラエル軍は11日、パレスチナ自治区ガザ地区中部の学校を空爆したと発表しました。UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関は、この空爆で職員6人が死亡したとしています。
UNRWAによりますと、イスラエル軍のガザ地区中部ヌセイラトにある学校への空爆で、職員6人が死亡したということです。去年10月に、イスラエルがイスラム組織ハマスへの軍事作戦を始めて以降、一度に犠牲になった人数としては、これまでで最も多いとしています。
こうしたなか、アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、仲介国のカタールとエジプトが11日、ハマス側と会談をおこなったと報じました。
最近、ハマスはイスラエルで収監されているパレスチナの囚人の釈放人数を増やすよう要求し、停戦交渉の新たな障害となっていました。アクシオスは関係者の話として、会談の目的はこのハマスの要求を緩和することだったと伝えています。