イスラエル軍が内部公開「UNRWA地下に“ハマス”トンネル」
イスラエル軍は10日、パレスチナ自治区ガザ地区にあるUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関の本部の地下に、イスラム組織ハマスのトンネルを見つけたとして内部を公開しました。
イスラエル軍は10日、ハマスによる大規模攻撃に職員が関わっていたとされるUNRWA本部の地下に、ハマスのトンネルを見つけたとして内部を公開しました。
イスラエル軍によりますと、トンネルの長さは700メートル、深さは18メートルで、UNRWAが運営する学校に入り口があったとしています。
中には多数のケーブルや電子機器などがあり、イスラエル軍は「ここはハマスの諜報部隊の1つで、戦闘の大部分を地下から指揮していた」と主張しています。
一方、UNRWAのラザリーニ事務局長は10日、旧ツイッター「X」に投稿し、「本部の地下にトンネルがあったとの報道があるが、UNRWAは本部の下に何があるのか知らなかった」と述べています。