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JR四国新社長 赤字路線について存廃の協議せず 利便性の改善に取り組む【高知】

2024年6月27日 18:43
JR四国新社長 赤字路線について存廃の協議せず 利便性の改善に取り組む【高知】
JR四国の新しい社長に就任した四之宮和幸氏が6月27日に初めての定例会見に臨み、課題となっている赤字路線について現時点で存廃の協議はせず利便性の改善に取り組んでいく考えを示しました。

27日の定例会見で、四之宮新社長はこれまで把握していなかった利用実態について自治体の協力を得て調査することで、利便性の改善につなげたい考えを示しました。

四之宮和幸新社長「改めて地域の交通のことがよくわかっていなくて、駅まで来ているお客さんがどこから来ているかとか駅からどこへ行っているかが分からなくて」

赤字ローカル鉄道を巡ってJR各社が存廃を含めた議論を模索するなか、JR四国管内では瀬戸大橋線を除くすべての路線が赤字となっていて、今後も難しい舵取りが迫られます。