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12月2日から移行『マイナ保険証』どんな仕組み?【高知】

2024年12月2日 18:46
12月2日から移行『マイナ保険証』どんな仕組み?【高知】
12月2日から健康保険証の新規発行が終了し、マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」を基本とした仕組みに移行します。

「マイナ保険証」に変わることでどんなことが可能になるのでしょうか?

国は2日から健康保険証の新規発行を終了し、マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」を基本とした仕組みに移行します。

高知市の薬局では去年からマイナ保険証のカードリーダーを設置しました。患者の同意があればこれまでに処方された薬など情報が確認できるようになり、より正確なデータに基づいた薬の提供が可能になるなどのメリットがあります。

一方で、この薬局での利用率は月に10件から15件ほどで、1割にとどまっているということです。

高知市によりますと、移行に伴って11月中頃から、今の健康保険証の利用の可否や、マイナ保険証の登録の方法についての問い合わせが増えているということです。

今の健康保険証は記載された有効期限まで利用可能で、マイナ保険証を持っていない人には加入している医療保険者から健康保険証の代わりとして使える資格確認書が届きます。

また、マイナ保険証は医療機関や薬局のカードリーダーのほか、オンライン窓口のマイナポータルなどで登録できます。

高知市ではマイナンバーカード申請の出張サービスも行っていて、今回の移行を機に利用を検討してもらえればとしています。
最終更新日:2024年12月2日 18:46