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佐川町のイチゴ 高温の影響で収穫量が2割ほど減る【高知】

2024年12月2日 18:39
佐川町のイチゴ 高温の影響で収穫量が2割ほど減る【高知】
クリスマスケーキにも欠かせないイチゴ高知県内の産地のひとつ・佐川町では、夏場以降の気温の影響で例年よりも収穫量が減るとして生産者が心配しています。

佐川町で30年近くイチゴを生産する植田正和さんは、15アール・4棟のビニールハウスでイチゴを育てています。一昨年、雪の影響でハウスが倒壊するなど被害を受けた植田さん。これから本格的な収穫期を迎える中、今年は気温の影響が如実に表れていると言います。

■JA高知県佐川支所・部会長 植田正和さん
「温度が高かったせいで定植を遅らせることになったが、逆に今、温度が高いので収穫が早まった」
「花数が少なく、色付きも早いので、このままいくとクリスマス時期にあるかないか」

夏場以降の高温の影響で定植が例年よりも1週間ほど遅れたにも関わらず、収穫は1週間も早く始まりました。

苗の根の張り具合が弱く花芽の付きも少ないため、収穫量が例年と比べて2割ほど減るということです。

それでも一粒一粒に栄養が行き届き甘いイチゴに育つように、いまは周りの花芽を取り除く作業を続けています。

■植田正和さん
「やっとイチゴがではじめて、このあと年末にかけて美味しいイチゴがでていくので、みなさんに楽しんでいただいたらいいかなと思う」

佐川町では12月12日に目ならし会が行われ、糖度の高い甘いイチゴが出荷されます。
最終更新日:2024年12月2日 18:39
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