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幡多地域の6つの病院が参加する地域医療連携推進法人 来年4月に設立【高知】

2024年11月29日 16:53
幡多地域の6つの病院が参加する地域医療連携推進法人 来年4月に設立【高知】
地域医療の充実を目指し幡多地域の6つの病院が参加する地域医療連携推進法人の設立が、高知四万十市で行われた会議で承認されました。

11月28日の夜、四万十市で行われた幡多地域の県地域医療構想調整会議。県をはじめ幡多医師会や市町村の担当者などオンラインを含め約40人が参加し、地域医療連携推進法人の設立について協議しました。

全国的に広がりを見せる地域医療連携推進法人は、病院間での病床の融通のほか医療従事者の共同研修や配置移動などを行うもので、医師・看護師の減少や確保が課題となる中、効率的な医療体制を整えることが狙いです。

■幡多けんみん病院 矢部敏和病院長
「小さな幡多地域で競争していても患者さんのメリットは全くないので、ぜひ強調してみんなで手を取りあって医療を継続していこう」

28日の会議では四万十市民病院や幡多けんみん病院など幡多地域の6つの病院での設立が協議され、承認されました。

■幡多医師会 奥谷陽一会長
「周りとの連携がもっと広がってくればドクター間の融通、仕事が楽になり患者に回す時間も増える。より良く長生きできる幡多地域にしてくれれば」

地域医療連携推進法人は来年4月に設立されます。
最終更新日:2024年11月29日 16:53