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石破首相と立憲・野田代表「企業・団体献金」年内決着めぐり論戦 衆院予算委

2024年12月5日 11:47
石破首相と立憲・野田代表「企業・団体献金」年内決着めぐり論戦 衆院予算委

国会では5日から石破首相の就任後、初となる予算委員会での議論が始まりました。立憲民主党は野田代表が質問に立ちトップ対決となりました。

政治とカネの問題をめぐって、企業・団体献金の禁止を主張している立憲民主党の野田代表は、石破首相に対して年内に結論を出すよう求めました。

立憲民主党 野田代表「来年以降に結論を出そうというような動きになってる。来年以降って誰が責任持つんですか。お互いに私が党のトップである間、総理が総理の間に決めなかったら意味ないんじゃないですか。何で来年まで延ばすんですか。年内に企業・団体献金の問題も含めて決着をつけようじゃありませんか」

石破首相「いついつまでということを政権与党の最大党の総裁が、あるいは総理大臣たる者が申し上げるべきだと思いませんが、いつまでも引き延ばしていいなどということはまったく思っておりません」

野田代表は繰り返し企業・団体献金の禁止を求めましたが、石破首相は「禁止よりも公開だ」、大事なのは「有権者の判断に委ねるだけの透明性、公開性を確保するかということ」だと禁止に慎重な姿勢を改めて示しました。

また、野田代表は自民党の派閥の裏金事件をめぐり、旧安倍派の元会計責任者の参考人招致を要求しました。

最終更新日:2024年12月5日 13:21