×

夢の舞台へ!プロ野球ドラフト会議 高知県勢が育成も含め3選手が指名【高知】

2024年10月25日 18:41
夢の舞台へ!プロ野球ドラフト会議 高知県勢が育成も含め3選手が指名【高知】
10月24日に行われたプロ野球ドラフト会議で、高知県勢は育成も含め3人の選手が指名されました。

24日のプロ野球ドラフト会議で、高知ファイティングドッグスの若松尚輝投手がDeNAから4位で指名されました。

若松投手は北海道出身で、札幌学院大学を卒業後、2023年にドッグスに入団。大学3年生の時に投手に転向した異色の経歴を持つ右腕は最速152キロの速球が持ち味で、今季エースとして6勝、防御率も2点台と安定した成績を収めました。投手力に課題のあるDeNAでの活躍に期待がかかります

目に涙を浮かべながら指名を受けた喜びをかみしめていました。球団としては2021年以来3年ぶりの指名で4位は過去最高の順位です。

そしてドッグスからはもう一人。高知市出身の嶋村麟士郎 捕手が阪神から育成ドラフト2位で指名されました。ドッグスから野手が指名されるのは実に13年ぶりです。嶋村捕手は高知商業高校出身。強打のキャッチャーで2年連続ベストナインに輝くなど攻守の要としてチームをけん引しました。

阪神は、同じ高知商業でドッグスOBの藤川球児新監督が指揮をとるようになったばかりで、選手では、同学年で2021年ドラフト1位指名の森木大智投手が在籍。高知にゆかりのある球団からの指名に喜びの表情を見せました。

ドッグスのホームタウン越知町でドラフト会議のライブビューイングが行われファンやチームメートなどが集まり2人を祝福しました。

越知町からは花束が贈られ会場には大きな拍手が響きました。昨シーズン、若松投手はひじを故障。嶋村捕手は指名漏れの悔しさを味わいました。

そして、24日のドラフト会議では明徳義塾高校の竹下徠空 内野手が巨人から育成ドラフト6位で指名されました。一夜明け、学校のグラウンドで喜びを語ってくれました。

竹下選手は島根県出身でプロ野球選手を目指すため、親元を離れ明徳義塾高校に進学。
明徳の主砲としてチームの勝利に貢献してきました。ケガやふるわない時期もありましたが最後の夏は4番としてチームを甲子園出場に導きました。

喜びに沸いた県勢3選手。それぞれがプロでの飛躍を誓っていました。
一緒に見られているニュース