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衆議院選挙 県内の2つの小選挙区は自民党の前職が議席守る【高知】

2024年10月28日 11:57
衆議院選挙 県内の2つの小選挙区は自民党の前職が議席守る【高知】
衆議院選挙は10月27日に投開票が行われ、全国では自民、公明両党の議席が過半数を割り込むなか、高知県内の2つの小選挙区は自民党の前職が議席を守りました。

また、比例四国・県関係では公明党の前職が当選しました。

自民党の裏金問題に端を発した今回の衆議院選挙は、政治とカネの問題への対応や経済政策、社会保障制度などが主な争点となりました。

県内の2つの選挙区はいずれも与野党一騎打ちの構図となり、高知1区では自民党の前職で防衛大臣の中谷元氏が8万9110票を獲得し、立憲民主党の元議員・武内則男氏を制して12回目の当選を果たしました。

高知2区では自民党の前職、尾﨑正直氏が10万2501票を獲得し、共産党の新人・浜川百合子氏に大差をつけて再選しました。

今回の衆院選で自民、公明両党は大きく議席を減らし、過半数を下回る結果となりましたが、県内の2つの小選挙区は自民党が議席を守りました。

比例四国の県関係では公明党の前職・山崎正恭氏が議席を守りました。

一方、11期務めた自民党の前職山本有二氏は落選。「皆様の期待に添えず大変申し訳ない」とし、今後は政界から身を引くことになるとコメントを出しました。

県内の投票率は51.97パーセントで、前回2021年よりも5.37ポイント下回り、戦後3番目に低い数字になりました。
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