香り高く果汁がたっぷりなのが特徴の柑橘「せとか」の収穫が高知県香南市でピークを迎えています。

太陽に照らされて美しいオレンジ色に輝く果実、せとか。甘みが濃厚で香り高く果汁がたっぷりなのが特徴で「柑橘の女王」とも呼ばれています。

香南市香我美町の山北地区では10人の生産者がハウス栽培を行っていて、1月30日から出荷が始まっています。

生産者の1人・野村圭司さんの20アールのハウスでは5トンの収穫を見込んでいて、2月18日は野村さんなど3人が収穫作業にあたっていました。

今年は夏場に雨が少なかったことなどから糖度は例年より少し低いということですが、バランスの良い味わいに仕上がっているということです。

山北地区のせとかは約35トンの出荷を見込んでいて、3月末ごろまで県内の量販店ほか東京へも出荷されます。