直木賞作家の今村翔吾さんが県庁訪問 愛媛が舞台の最新作「海を破る者」をPR
直木賞作家の今村翔吾さんが県庁を訪問し、愛媛を舞台にした最新作をPRしました。
きょう県庁を訪れたのは、歴史小説家の今村翔吾さんです。おととし、近江の国・大津城を舞台に「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描いた歴史小説「塞王の楯」で、第166回直木賞を受賞した今村さん。
きょうは、最新作「海を破る者」の出版を中村知事に報告しました。
今村さん:
「松山・愛媛全体を舞台にした小説『海を破る者』を書かせていただきました。これを機会に愛媛の歴史を知っていただければなと」
今村さんの35作目となるこの一冊は鎌倉時代の“元寇”がテーマの歴史大河小説で、伊予の武士・河野通有が主人公として描かれています。
今村さん:
「日本最大の危機を愛媛の当時の河野という一族が大げさではなく救ったというところなどを愛媛の方に歴史を知る意味でも読んでもらえたらなと」
歴史大河小説「海を破る者」は、全国の書店で販売されています。