【独自】去年7月に文化庁調査官が松山城を視察 城山全体の状態について関係機関で認識共有か
今月、松山城の城山で発生した土砂崩れ。去年7月に文化庁の職員が来県し、市の職員とともに松山城を視察していたことが新たに分かりました。
松山城の城山では今月12日に土砂崩れが発生し、麓の民家に住む家族3人が亡くなりました。
松山市では去年10月、松山城の城山や植栽の現状を分析し、斜面崩壊の危険性などを指摘する「樹木管理計画」を策定していました。
複数の関係者によりますと、この「樹木管理計画」の作成にあたって、文化庁の調査官が、事前に現地確認や意見交換をするため、去年7月12日に来県、市の職員らとともに松山城を視察していたということです。
松山市の「樹木管理計画」の作成には文化庁の職員もオブザーバーとして参加していて、関係機関で城山全体の状態について、認識を共有していたとみられます。