砥部町によると、町内の事業者から「敷地内でセアカゴケグモと思われる生き物を発見した」と連絡があり、県生物多様性センターとともに現地で22匹を殺処分し、複数の卵を駆除したとのことです。

今のところクモに咬まれたという連絡や健康被害の報告はないということで、砥部町の担当者は発見した場合は町や県に連絡するよう呼び掛けています。

「セアカゴケグモ」は特定外来生物に指定されていて、環境省によるとメスの個体は強い毒を持っており、咬まれると痛みや腫れを引き起こすということ。場合によっては重症化の恐れもあるとしています。