地上30mの高さで宙づりになってしまったら…四国最大級のジップラインで救助訓練【愛媛】
とべもりジップラインで行われた救助訓練
地上30メートルの高さでもし宙づりになってしまったら…四国最大級、往復730メートルのとべもりジップラインで救助訓練が行われました。
えひめこどもの城で行われた訓練には、施設のスタッフと松山市南消防署の隊員およそ20人が参加しました。
訓練は、こどもの城からとべ動物園への滑走中に滑車が故障して停止。利用客が地上30メートルのワイヤー上に取り残されたという想定で行われました。
通報を受けた消防の救助隊員たちが利用客に声をかけながら近づいていき、救出作業にあたりました。
年間に1万人以上が利用しているというとべもりジップラインは、2021年のオープン以来事故ゼロを続けていますが、改めて安全体制を確認しようと、2年ぶりに合同訓練を行いました。
きょうは、こどもの城のスタッフが利用客を救助する訓練も行われ、手順をひとつひとつ確認していました。
松山市南消防署は、「ジップラインの利用者は、ルールとマナーを守って楽しんでほしい」と呼びかけています。