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愛媛マラソン中に心肺停止で倒れたランナーを救命 消防士ランナー3人に感謝状

2024年3月6日 15:34
愛媛マラソン中に心肺停止で倒れたランナーを救命 消防士ランナー3人に感謝状

先月開催された愛媛マラソン。ゴール直前で心肺停止で倒れたランナーを救命したとして、新居浜市の消防士に感謝状が贈られました。

きょう、愛媛マラソン実行委員会から感謝状が贈られたのは、新居浜市南消防署に勤務する高橋昇平さん、菊川淳さん、福山草生さんの3人です。

高橋さん:
「時間にして約3分ほどだった。声かけすることで意識の状態を確認していたんですけど反応がありませんでした」

こちらは、先月行われた愛媛マラソンのゴール付近での映像です。医師らが救命活動を行っています。

一般のランナーとして参加していた高橋さんたち3人はこの映像の直前に倒れたランナーを発見。およそ3分間にわたり、心臓マッサージを繰り返し、その後の救命に大きく貢献したということです。

高橋さん:
「消防職員として当然のことをしたにもかかわらず、このように感謝状を頂きありがとうございます」

救命された山内さん:
「主催者の方から聞いたんですけど、数秒以内に対応していただいたと聞きました。おかげで体は異常なく過ごしております」」

きょうの感謝状贈呈式には救命されたランナー山内直樹さん(65)もお礼に駆け付けていました。

山内さん:
「今回の愛媛マラソンが最後にしようと思って走ってたんですけど、これから体を大事にして、3人の方に助けられたので」

高橋さん:
「(マラソン大会では)ちょっと無理してしまいがちなんですけど、少しでも自分の体調に異変を感じたら、無理せず休憩をはさむなり安全に走ってもらいたい」