小豆島 伝統の太鼓台「押し込み」
香川県小豆島町で今日(16日)、海を渡ってきた太鼓台を浜に担ぎ上げる伝統の「押し込み」が行われました。
小舟に乗せられているのは、重さおよそ700キロもある太鼓台です。太鼓の音が響く中、船が浜辺に到着すると、さらし姿の男性たちが太鼓台を力強く浜へと担ぎ上げました。小豆島に伝わる伝統の「押し込み」です。
陸上輸送が困難だった明治時代初期に、島の南部の三都半島で始まったとされ、町の無形民俗文化財に指定されています。大小15の太鼓台が近くの亀山八幡宮に揃うと、威勢の良い掛け声と共に、かき比べが行われました。小雨の降る中、境内は祭り特有の熱気に包まれていました。
最終更新日:2024年10月16日 18:47