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瀬戸内海歴史民俗資料館(高松市)国の重要文化財に指定へ

2024年10月18日 18:52
瀬戸内海歴史民俗資料館(高松市)国の重要文化財に指定へ

 アート県かがわを代表する現代建築のひとつ、高松市にある瀬戸内海歴史民俗資料館が、このほど国の重要文化財に指定されることになりました。

 新たに国の重要文化財に指定される見込みとなったのは、瀬戸内海歴史民俗資料館です。モダニズム建築を確立した巨匠、丹下健三からも学んだ香川県技師、山本忠司が設計し、1973年に完成しました。国の重要文化財では最も新しい建造物となります。

 モダニズム建築の手法を引き継ぎながらも、その場でとれた石を外壁として積み上げるなど、地域らしさを生かした作品として評価されました。今日(18日)開かれた国の文化審議会で文部科学大臣に答申され、近く正式に指定される見通しです。