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番の州臨海工業団地の追加分譲地 物流会社への売却決定

2025年1月30日 16:13
番の州臨海工業団地の追加分譲地 物流会社への売却決定

 香川県は、坂出市と宇多津町にまたがる番の州臨海工業団地に新たに追加した分譲地について、東京の物流会社への売却が決まり協定を締結しました。

 県や宇多津町と協定を結んだのは、東京に本社を置き、物流などを手掛けるカトーレックです。

カトーレックは宇多津町の番の州臨海工業団地の2.5ヘクタールの土地を、およそ3億4800万円で購入。今回の協定に基づき、本州と四国を結ぶ物流の拠点として、倉庫や事務所を整備する計画です。

 坂出市と宇多津町にまたがる番の州臨海工業団地は、2020年に当初の分譲区画全てで売却が完了。一方、アクセスの良さなどから企業からのニーズは高まっていて、県が今回、下水処理場の敷地の一部を新たな分譲地とし売却先を公募していました。

 物流施設では80人から90人ほどの雇用を見込んでいて、来年(2026年)9月からの稼働を目指すということです。

最終更新日:2025年1月30日 16:13