東京・狛江市の強盗致死事件 実行役の男「暴行していないし何もとっていない」
指示役「ルフィ」らによる一連の強盗のうち、東京・狛江市で90歳の女性が死亡した事件で強盗致死などの罪に問われている54歳の実行役の男の裁判で、男が「参加はしたが、僕は暴行していないし何もとっていない」と話しました。
野村広之被告は2023年1月、仲間と共に、狛江市の住宅に押し入り、住人の当時90歳の女性をバールで殴るなどして死亡させたうえ、高級腕時計などを奪った罪に問われています。
これまでの裁判で共犯者の男2人が「野村被告が女性をバールで複数回殴った」と証言していましたが31日、東京地裁立川支部で行われた被告人質問で、野村被告は「バールで殴ったことは1回もない」と述べました。
また、強盗致死の罪で起訴されたことについて、「参加したことは認めるが、僕は暴行をしていない。何もとってないし、もらってもいない。僕としては理解できない」と話しました。
最終更新日:2025年1月31日 20:19