香川県内企業 賃金や初任給アップの動き活発化
物価高や従業員のモチベーションアップにつなげようと、今年の春闘で香川県内の主要な企業では、賃金や初任給をアップする動きが活発化しています。
この内、四国電力は、昨日(13日)労働組合と行った団体交渉で、1万7000円の賃金引き上げの要求に満額で回答しました。また、新年度から新入社員の初任給を、高卒、高専卒それに大卒、大学院卒いずれも1万8000円引き上げることを決めました。今後の業績の見通しや物価高、社員のモチベーションアップを図るためとしています。
高松市に本店を置く百十四銀行は、新年度から役職によって賃金を最大で9.8パーセントアップ。2026年度からは新入行員の初任給を2万円引き上げます。
香川銀行も役職に応じて、今年7月から最大で5.5パーセントのベースアップを。初任給は2026年度から、職種によって7000円、または1万円の引き上げを決めています。
最終更新日:2025年3月14日 18:51