SNS詐欺被害 岡山・香川で増加 ”投資勧誘型”特に注意!
岡山県内で今年に入ってから7月末までのSNSを通じた詐欺被害の総額が、11億円を超えた事が分かりました。
岡山県警のまとめによりますと、今年1月から7月までの県内のSNSを通じて金銭をだまし取る詐欺被害は、前の年の6倍あまりの85件。被害総額も、前の年の同じ時期よりも10億円あまり増加したおよそ11億3350万円にのぼりました。
最も多いのが投資勧誘型の詐欺で、友達申請を経て投資アプリを勧められる手口です。今年5月には、県内の60代女性が総額1億円あまりを騙し取られるなど、合わせて58件。被害額も、およそ9億5千万円と全体の9割近くを占めています。
県警は、インターネット上の確証が持てない相手との投資話には、安易に乗らないよう注意を呼びかけています。
一方、香川県でもSNS詐欺の被害が深刻です。
今年7月末までの被害件数は145件、被害額はおよそ13億8000万円と、いずれもすでに去年1年間の被害を超えています。
香川県警は「SNSでの投資話やアプリを通しての入金を指示された時は、詐欺を疑って欲しい」と注意を呼び掛けています。