児童が発見 毒グモ「セアカゴケグモ」が小学校で見つかる 児童に被害なし
4日、岡山県瀬戸内市の小学校で、特定外来生物の毒グモ、セアカゴケグモが見つかりました。児童の被害はありませんでしたが、市は注意を呼び掛けています。
セアカゴケグモが発見されたのは、瀬戸内市の牛窓東小学校です。
小学校によりますと、4日午後2時20分ごろ児童が下校のために玄関に集まっていたところ、植え込みの壁にいたおよそ1センチのセアカゴケグモを見つけました。報告を受けた校長先生が捕まえ、市教委に報告したということです。
児童に被害はありませんでした。
(岩﨑正直校長)「子どもたちが『これがセアカゴケグモだ』というのを理科の時間に聞いていたのを覚えていて、それが実際に役立ったのが素晴らしかった。」
セアカゴケグモに噛まれれば、頭痛や筋肉マヒに陥る危険性もあるため、小学校は校舎の周りに殺虫剤を撒きました。
瀬戸内市でセアカゴケグモが見つかったのは初めてです。市はホームページなどで住民へ注意を呼び掛けています。