「PFAS」検出問題 吉備中央町で明日(25日)から2回目の血液検査
一昨年(2023年)、岡山県吉備中央町の浄水場から国の基準を超える有害な化合物「PFAS」が検出された問題で、明日(25日)から住民などを対象にした2回目の血液検査が始まります。
吉備中央町は、去年11月から12月にかけ、住民や企業の従業員など、およそ800人の希望者を対象に、PFASの血中濃度を検査しました。
明日からの2回目の検査では、13歳以上が来月(2月)17日まで、合わせて5日の日程で。12歳以下は来月2日、岡山市の医療機関で、それぞれ検査を行う予定です。いずれも希望者の内、前回の日程で検査を受けていない事が条件で、158人が対象となっています。
PFASは健康被害が指摘されるものの、どの程度の影響があるのか、詳しく分かっていません。町は今月中を目途に、1回目で検査を受けたおよそ700人に血中濃度の結果を通知する他、平均値のデータを公表することにしています。
最終更新日:2025年1月24日 18:54